献血者のフェリチン値に応じた献血間隔調整は鉄欠乏と貧血を改善する

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-07-06 | DOI:10.1016/S0140-6736(24)01085-7

📄 原題:Effectiveness of ferritin-guided donation intervals in whole-blood donors in the Netherlands (FIND'EM): a stepped-wedge cluster-randomised trial.

🔗 PubMed:PMID: 38880108

【背景】

全血献血者は鉄欠乏や貧血のリスクが高い。現在のヘモグロビン値によるスクリーニングでは、献血者の適切な鉄貯蔵と健康維持には不十分であり、フェリチン値に基づく献血間隔の調整が献血者の健康と血液供給に与える影響を評価した。

【結果】

フェリチン値に基づく献血間隔の調整により、献血者の平均フェリチン値(男性0.18 log10 ng/mL増加、女性0.10-0.17 log10 ng/mL増加、いずれもp<0.0001)と平均ヘモグロビン値(男性0.30 g/dL増加、女性0.12-0.16 g/dL増加、いずれもp<0.0074)が有意に改善した。鉄欠乏も有意に減少した(OR 0.24-0.49、p<0.0001)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、献血者のフェリチン値を測定し、その値に応じて献血間隔を延長することで、献血者の鉄貯蔵量とヘモグロビン値を改善し、鉄欠乏を減少させる可能性を示唆する。特に男性献血者ではヘモグロビン値による献血見合わせも減少した。日本の献血ガイドラインや献血者の健康管理方針にフェリチン測定を導入する検討の根拠となりうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール