英国における20年間の心血管疾患発生動向、冠動脈疾患減少も不整脈・弁膜症は増加し全体負荷は高止まり
【背景】
英国では心血管疾患(CVD)予防が進む中、その発生率がどのように変化したか、年齢、性別、社会経済的要因で差があるか不明だった。本研究は2000年から2019年のCVD発生動向を調査した。
【結果】
2000-19年に全10種類のCVDの年齢・性別調整発生率は19%減少(2017-19年 vs 2000-02年RR 0.80, 95%CI 0.73-0.88)。冠動脈疾患と脳卒中は約30%減少したが、不整脈、弁膜症、血栓塞栓症の診断が増加し、全体CVD発生率は2000年代半ばから横ばい。60歳未満の若年層では冠動脈疾患の改善が限定的だった。
【臨床へのインパクト】
英国では動脈硬化性疾患の予防が進むも、心不全、不整脈、弁膜症、血栓塞栓症といった非動脈硬化性CVDの増加がCVD全体の負荷を高く維持している。今後の日本のCVD予防戦略においても、動脈硬化性疾患だけでなく、これらの疾患への対策を強化し、特に若年層や社会経済的に不利な層への介入を検討する必要性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
