変形性膝関節症の膝痛にクリルオイルは無効、24週間の大規模RCTで判明
【背景】
変形性膝関節症はQOLを著しく低下させるが、有効な治療法は限られている。予備的な研究ではクリルオイルが膝痛を改善する可能性が示唆されていたが、変形性膝関節症に対する効果は不明だったため、本研究で検証された。
【結果】
262例(平均年齢61.6歳、女性53%)を対象に、クリルオイル2g/日群とプラセボ群に無作為に割り付け24週間追跡した。主要評価項目である24週間の膝痛VASスコアの変化は、クリルオイル群-19.9、プラセボ群-20.2で、群間差は-0.3(95%CI -6.9〜6.4)であり、有意な改善は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、MRIで滑膜炎を伴う変形性膝関節症患者の膝痛に対し、クリルオイル2g/日補充が24週間でプラセボと比較して膝痛を改善しないことを明確に示した。この結果は、現時点では変形性膝関節症の膝痛に対するクリルオイルの処方や推奨を支持しない。患者への情報提供の際も、効果を期待できないことを伝えるべきだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
