PSAスクリーニング単回勧奨は15年後の前立腺がん死亡をわずかに減少、CAP試験の二次解析
【背景】
PSAスクリーニングによる前立腺がん死亡率への影響は、これまで長期的な視点での検証が不足していました。CAP試験の初回報告では10年時点での効果は認められず、その後の長期的な効果の有無が不明でした。
【結果】
50~69歳の男性を対象とした無作為化比較試験の二次解析の結果、PSAスクリーニング単回勧奨群は非勧奨群と比較して、15年時点での前立腺がん死亡率が有意に減少しました(率比 0.92, 95%CI 0.85-0.99, p=0.03)。ただし、死亡の絶対的な減少はごくわずかでした。
【臨床へのインパクト】
この結果は、PSAスクリーニングが前立腺がん死亡率をわずかながらも減少させる可能性を示唆します。しかし、死亡の絶対的な減少が小規模であるため、スクリーニングの利益と過剰診断・過剰治療による害とのバランスを考慮した慎重な判断が引き続き求められます。日本のガイドラインや診療方針に大きな変更を直ちに促すものではないでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
