中期後期早産児への栄養介入、経静脈栄養・ミルク補充・味覚嗅覚刺激は4ヶ月時の体脂肪率や完全経腸栄養移行期間に影響なし
【背景】
中期後期早産児は母乳のみで栄養が充足するまで栄養サポートが必要だが、その最適な戦略に関するエビデンスは不足している。本研究は、32週0日〜35週6日で出生した早産児を対象に、3つの異なる栄養介入の効果を検証した。
【結果】
532例を対象とした結果、4ヶ月修正月齢時の体脂肪率は、経静脈アミノ酸群とブドウ糖液群で差はなく(26.0% vs 26.2%; 調整平均差 -0.20; 95% CI -1.32 to 0.92)、ミルク補充群と母乳単独群でも差はなかった(26.3% vs 25.8%; 調整平均差 0.65; 95% CI -0.45 to 1.74)。完全経腸栄養移行までの期間も、味覚嗅覚刺激群と非刺激群で差はなかった(5.8日 vs 5.7日; P=0.59)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、中期後期早産児に対するルーチンの栄養介入(経静脈アミノ酸、ミルク補充、味覚嗅覚刺激)が、完全経腸栄養移行までの期間や4ヶ月修正月齢時の体組成に影響を与えないことを示唆する。この結果は、現行の栄養管理戦略の妥当性を支持し、これらの介入が必ずしも追加的な利益をもたらさない可能性を示唆するため、コストや手間を考慮した上で、より個別化されたアプローチの検討に繋がるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
