化学療法未実施の早期トリプルネガティブ乳がん、TIL高値は良好な予後と関連
【背景】
早期トリプルネガティブ乳がん(TNBC)患者において、術前・術後化学療法を行わない場合、腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の量が再発や死亡とどのように関連するのか、これまで不明でした。本研究はこの関連を明らかにすることを目的としています。
【結果】
化学療法を受けていない早期TNBC患者1966人の解析の結果、TILレベルが高いほど生存率が有意に改善することが示されました。TILレベル50%以上の患者の5年遠隔無再発生存率は94%(95%CI, 91%-96%)であったのに対し、TILレベル30%未満の患者では78%(95%CI, 75%-80%)でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、早期TNBC患者で化学療法を受けない場合、乳がん組織におけるTILの量が重要な予後因子であることを示唆しています。これにより、TILの評価が化学療法を省略した患者の予後予測に役立つ可能性があり、将来的には個々の患者の治療方針決定における新たな指標となるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
