大梗塞核の急性期脳梗塞に対する血管内血栓除去術、広範な梗塞ボリュームでも有効性を示唆
【背景】
大梗塞核を持つ急性期虚血性脳卒中患者において、血管内血栓除去術(EVT)の有効性が虚血性損傷の程度によって異なるかは不明でした。本研究は、EVTの有効性と画像所見による梗塞コアおよびペナンブラの関連を検討しました。
【結果】
SELECT2試験の探索的解析で、EVTは医療管理と比較し、ASPECTSスコア3、4、5のいずれのカテゴリーでも90日時点の機能的転帰を改善しました(例: ASPECTS 3でaGenOR 1.71 [95% CI, 1.04-2.81])。CT灌流/MRIにおける虚血コアボリュームが70mL以上の場合もEVTは有効性を示しました(aGenOR 1.63 [95% CI, 1.23-2.16])。
【臨床へのインパクト】
本研究は、広範な梗塞ボリュームを持つ急性期虚血性脳卒中患者に対するEVTの有効性を支持するものであり、今後の日本の臨床現場においてEVTの適応拡大を検討する根拠となり得ます。特に、ASPECTSスコアが低い患者や虚血コアボリュームが大きい患者に対してもEVTが選択肢となる可能性を示唆しています。ただし、ペナンブラが少ない患者の登録が少なかった点には留意が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
