原因不明脳卒中後の心房心筋症患者、アピキサバンはアスピリンより再発予防効果なし
【背景】
心房細動がない心房心筋症患者の脳卒中予防に、抗凝固薬が有効かは不明でした。心房細動で有効な抗凝固療法が、心房心筋症患者の二次予防にも有効か検証するため、本研究が実施されました。
【結果】
目標1100例に対し1015例が登録され、平均1.8年の追跡で無益中止となりました。アピキサバン群とアスピリン群で再発性脳卒中の年間発生率は共に4.4%(HR 1.00, 95% CI 0.64-1.55)と差はありませんでした。症候性頭蓋内出血はアスピリン群で7例(年間1.1%)、アピキサバン群で0例でした。
【臨床へのインパクト】
原因不明脳卒中後の心房心筋症患者(心房細動なし)において、アピキサバンはアスピリンと比較して再発性脳卒中のリスクを有意に減少しませんでした。この結果は、心房心筋症患者に対する二次予防としての抗凝固療法導入の判断に影響を与える可能性があります。現時点では、心房細動がない心房心筋症患者への抗凝固薬処方は推奨されません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
