2型糖尿病患者のNAFLDは心血管疾患と全死因死亡リスクを上昇させる

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2024-02-13 | DOI:10.1136/bmj-2023-076388

📄 原題:Association of non-alcoholic fatty liver disease with cardiovascular disease and all cause death in patients with type 2 diabetes mellitus: nationwide population based study.

🔗 PubMed:PMID: 38350680

【背景】

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は2型糖尿病(T2DM)患者に高頻度で合併し、心血管疾患(CVD)や死亡リスクとの関連が指摘されてきた。しかし、T2DM患者におけるNAFLDのCVDおよび全死因死亡に対するリスクを、大規模な集団ベース研究で詳細に検討したデータは不足していたため、そのリスクを調査した。

【結果】

T2DM患者ではNAFLDの重症度が高いほどCVDおよび全死因死亡の発生率が増加した。T2DM患者でNAFLDがない場合の5年絶対リスクはCVDで3.34%(95%CI 3.27-3.41)、全死因死亡で3.68%(95%CI 3.61-3.74)だった。T2DM患者でNAFLDが軽度(Grade 1)の場合、CVDで3.94%(95%CI 3.87-4.02)、全死因死亡で4.25%(95%CI 4.18-4.33)と、NAFLDがない場合と比較してリスク増加が認められた。

【臨床へのインパクト】

2型糖尿病患者では、軽度のNAFLDであっても心血管疾患および全死因死亡のリスクが上昇することが示唆された。この結果は、2型糖尿病患者の診療において、NAFLDの有無や重症度を把握し、心血管疾患リスク評価や管理に一層注意を払う必要性を示唆する。特に、これまでは重度のNAFLDに注目が集まりがちだったが、軽度NAFLD患者への介入の重要性も再認識されるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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