COVID-19ワクチン接種不足は重症化リスクを増大、英国全国コホート研究

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2024-02-10 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)02467-4

📄 原題:Undervaccination and severe COVID-19 outcomes: meta-analysis of national cohort studies in England, Northern Ireland, Scotland, and Wales.

🔗 PubMed:PMID: 38237625

【背景】

COVID-19ワクチン推奨回数未満の接種(不完全接種)は、完全接種と比較して重症COVID-19(入院または死亡)のリスク増加と関連する可能性があります。本研究は、不完全接種に関連する因子と重症化リスクを英国全土で調査しました。

【結果】

2022年6月1日時点で、英国の不完全接種率は32.8%から49.8%でした。若年者、貧困層、非白人、併存疾患が少ない人が不完全接種になりやすい傾向がありました。75歳以上の不完全接種者における重症COVID-19アウトカムの調整ハザード比は、推奨より1回少ない接種で2.70(95%CI 2.61-2.78)、4回少ない接種で3.08(95%CI 2.89-3.29)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、不完全接種が重症COVID-19アウトカムのリスク上昇と関連することを示しました。特に高齢者においてそのリスクは顕著であり、推奨されるワクチン接種回数を完了することの重要性を再認識させます。日本の臨床現場においても、高齢者や特定の社会経済的背景を持つ患者群に対するワクチン接種状況の確認と、完全接種の推進が重症化予防のために重要であると考えられます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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