院内心停止蘇生時間と転帰:ROSC・生存・神経学的良好転帰の確率を分単位で評価

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2024-02-07 | DOI:10.1136/bmj-2023-076019

📄 原題:Duration of cardiopulmonary resuscitation and outcomes for adults with in-hospital cardiac arrest: retrospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 38325874

【背景】

院内心停止(IHCA)患者に対する心肺蘇生(CPR)の継続時間と転帰の関連は不明確でした。本研究は、CPR開始からROSCまたは中止までの時間に応じて、生存退院および良好な神経学的転帰の確率を定量化することを目的としました。

【結果】

348,996人のIHCA患者のうち、ROSC達成は66.9%(中央値7分)、ROSC非達成は33.1%(中央値20分)でした。生存退院は22.6%でした。CPR1分時点での生存確率は22.0%、良好な神経学的転帰確率は15.1%でした。これらの確率は時間とともに減少し、生存確率は39分で1%未満、良好な神経学的転帰確率は32分で1%未満となりました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、院内心停止におけるCPR継続時間と転帰の確率を分単位で示しました。これにより、蘇生チームは患者やその代理人に対し、ROSC未達成の状況でCPRを継続した場合の生存や良好な神経学的転帰の可能性について、より具体的な情報を提供できるようになります。蘇生中止の判断や、患者・家族との意思決定支援に役立つ可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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