妊娠中の低用量カルシウム補充は高用量と同等か?インド・タンザニアでの大規模RCT
【背景】
WHOは子癇前症リスク低減のため、食事性カルシウム摂取量の少ない妊婦に1500~2000mg/日のカルシウム補充を推奨している。しかし、複数回投与の複雑さが普及の障壁となっていた。本研究は、低用量(500mg/日)が高用量(1500mg/日)に対して非劣性であるか検証した。
【結果】
インドとタンザニアで各11,000人の初産婦を対象に実施。子癇前症の発生率は、インドで低用量3.0% vs 高用量3.6%(RR 0.84, 95%CI 0.68-1.03)、タンザニアで低用量3.0% vs 高用量2.7%(RR 1.10, 95%CI 0.88-1.36)であり、両試験で低用量の非劣性が示された。
【臨床へのインパクト】
低用量カルシウム補充が子癇前症リスクにおいて高用量と同等の効果を持つことが示唆された。特に、複数回投与の複雑さから高用量補充が困難な地域において、低用量単回投与への変更は、服薬アドヒアランス向上を通じた子癇前症予防の普及に貢献する可能性がある。ただし、早産に関しては地域差が見られたため、今後の検討が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
