料理燃料のLPG化は乳児の発育阻害を抑制しない、発展途上国のRCT

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2024-01-04 | DOI:10.1056/NEJMoa2302687

📄 原題:Effects of Cooking with Liquefied Petroleum Gas or Biomass on Stunting in Infants.

🔗 PubMed:PMID: 38169489

【背景】

家庭内の大気汚染は乳児の発育阻害と関連が指摘されてきた。バイオマス燃料を液化石油ガス(LPG)に切り替えることで、乳児の発育阻害リスクを低減できるかは不明だった。

【結果】

介入群は対照群と比較して、妊婦と乳児のPM2.5曝露量が有意に低かった。しかし、生後12ヶ月時点の発育阻害発生率は、介入群27.4%に対し対照群25.2%であり、統計的有意差は認められなかった(相対リスク 1.10、98.75%CI 0.94〜1.29、P=0.12)。

【臨床へのインパクト】

妊娠中から乳児期まで、家庭での料理燃料をバイオマスからLPGに切り替える介入は、PM2.5曝露量を大幅に減少させるものの、乳児の発育阻害を予防する効果は示されなかった。発展途上国における公衆衛生介入を検討する際、大気汚染対策だけでは発育阻害の改善に繋がらない可能性があり、多角的な視点での介入が重要となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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