mRNA-1345 RSVワクチン、高齢者の下気道疾患を8割超予防、安全性も良好
【背景】
呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、高齢者に重篤な罹患率と死亡率をもたらす。RSVのF糖タンパク質をコードするmRNAワクチンmRNA-1345が開発され、その有効性と安全性が検証された。
【結果】
60歳以上の約3.5万人が参加。mRNA-1345接種群では、RSV関連下気道疾患(症状2つ以上)に対して83.7%(95.88% CI, 66.0-92.2)、RSV関連下気道疾患(症状3つ以上)に対して82.4%(96.36% CI, 34.8-95.3)のワクチン有効性を示した。局所および全身性有害事象はプラセボ群より多かったが、ほとんどが軽度から中等度で一過性だった。
【臨床へのインパクト】
高齢者のRSV感染症は重症化リスクが高く、有効な予防策が求められている。本研究は、mRNA-1345ワクチンが60歳以上の高齢者においてRSV関連下気道疾患および急性呼吸器疾患の発生率をプラセボと比較して有意に低下させることを示唆した。今後、このワクチンが承認されれば、高齢者のRSV感染症予防における新たな選択肢となり、重症化や医療費削減に貢献する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
