【背景】
妊娠中の2型糖尿病や妊娠初期に診断された糖尿病患者にはインスリンが推奨されている。しかし、インスリンにメトホルミンを追加することで、新生児の有害転帰が改善する可能性が示唆されており、その効果を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
メトホルミン併用群とプラセボ群で、新生児の複合有害転帰(周産期死亡、早産、在胎不当過大・過小、光線療法を要する高ビリルビン血症)の発生率に有意差は認められなかった(調整オッズ比 0.86, 95%CI 0.63-1.19)。ただし、在胎不当過大児となるオッズはメトホルミン併用群で有意に低かった(調整オッズ比 0.63, 95%CI 0.46-0.86)。
【臨床へのインパクト】
妊娠中の2型糖尿病または妊娠初期に診断された糖尿病患者に対し、インスリンにメトホルミンを追加しても、新生児の複合有害転帰を全体として改善する効果は認められなかった。ただし、在胎不当過大児の発生リスクを低減する可能性が示唆されたため、この点についてはさらなる検討が必要である。現時点では、ルーチンでのメトホルミン併用を推奨する根拠は不十分と言える。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
