HER2陽性胃食道接合部腺癌の一次治療:ペムブロリズマブ+トラスツズマブ+化学療法で無増悪生存期間が有意に改善
【背景】
HER2陽性胃食道癌の一次治療において、抗PD-1抗体と抗HER2抗体、化学療法の併用が、無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)に与える影響は不明でした。KEYNOTE-811試験の初回中間解析では、客観的奏効率の改善が報告されていました。
【結果】
ペムブロリズマブ併用群はプラセボ併用群と比較し、PFS中央値が10.0ヶ月 vs 8.1ヶ月(HR 0.72, 95% CI 0.60-0.87; p=0.0002)と有意に改善しました。OS中央値は20.0ヶ月 vs 16.9ヶ月(HR 0.87, 95% CI 0.72-1.06; p=0.084)でしたが、有意差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
HER2陽性胃食道腺癌の一次治療において、ペムブロリズマブ、トラスツズマブ、化学療法の併用は、特にPD-L1 CPSが1以上の患者でPFSを統計学的に有意に延長する可能性が示されました。この結果は、HER2陽性胃食道腺癌の治療戦略に新たな選択肢をもたらし、特にPD-L1発現状況に応じた個別化医療の進展に寄与する可能性があります。OSに関する最終結果が待たれます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

