ニルマトレルビル・リトナビル併用療法とSARS-CoV-2ウイルスリバウンドの関連性に関する観察研究
【背景】
COVID-19急性期に対するニルマトレルビル・リトナビル(N-R)併用療法とウイルスリバウンド(VR)の関連性については、これまで相反するデータが存在していました。本研究は、N-R治療を受けた患者と受けなかった患者におけるVRの頻度を比較することを目的としました。
【結果】
N-R治療を受けた患者(n=72)では20.8%がVRを経験したのに対し、未治療患者(n=55)では1.8%でした(絶対差19.0%ポイント、95%CI 9.0〜29.0%ポイント、p=0.001)。多変量解析ではN-R使用のみがVRと関連し(調整オッズ比10.02、95%CI 1.13〜88.74、p=0.038)、VR患者は複製能を有するウイルスの排泄期間が延長していました。
【臨床へのインパクト】
N-R治療を受けたCOVID-19患者の約5人に1人がウイルスリバウンドを経験し、多くは自覚症状の再燃を伴わないものの、複製能を有するウイルスの排泄期間延長と関連していました。これは感染伝播リスクの継続を示唆する可能性があり、N-R治療後の患者指導や、医療機関での感染対策の検討において考慮すべき知見となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

