外傷性失血性ショックに対するREBOA、死亡率を改善せずむしろ増加の可能性
【背景】
外傷後の予防可能な死亡原因として出血が最も多い。救急外来でのREBOAと標準治療の併用が、失血性ショック外傷患者の死亡率を改善するかを検証した。
【結果】
REBOA併用群と標準治療単独群の90日死亡率はそれぞれ54%(25/46例)と42%(18/43例)であり、REBOA併用群で死亡率が増加する可能性が示唆された(OR 1.58, 95%CI 0.72-3.52)。出血による死亡もREBOA併用群で多く、特に24時間以内に発生した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、救急外来における外傷性失血性ショック患者へのREBOA導入が、標準治療単独と比較して死亡率を改善しない可能性、むしろ増加させる可能性を示唆している。日本の外傷診療ガイドラインにおけるREBOAの位置付けや、実際の導入プロトコルについて再検討が必要となるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
