COVID-19入院患者への静注ビタミンC、臓器サポート不要日数や退院時生存率を改善せず
【背景】
COVID-19入院患者に対するビタミンCの有効性はこれまで不明瞭でした。本研究は、静脈内ビタミンCがCOVID-19患者の転帰を改善するかどうかを検証することを目的としました。
【結果】
重症患者において、ビタミンC群の臓器サポート不要日数中央値は7日、対照群は10日でした(調整済み比例オッズ比 0.88、95%信用区間 0.73-1.06)。非重症患者でも両群ともに22日でした(調整済み比例オッズ比 0.80、95%信用区間 0.60-1.01)。ビタミンCによる有効性の事後確率は、重症患者で8.6%、非重症患者で2.9%と低値でした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、COVID-19入院患者に対する静脈内ビタミンCが、臓器サポート不要日数や退院時生存率といった主要複合アウトカムを改善する可能性が低いことを示唆しています。このため、現在のCOVID-19診療ガイドラインにおいて、ビタミンCのルーチン使用を推奨する根拠は乏しく、日本の臨床現場での積極的な導入は推奨されないと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
