匿名回答でサル痘に関する機微情報の開示は増えるか?英国での観察研究
【背景】
2022年の英国サル痘流行時、当初電話で問診していたが、途中からオンライン自己記入式に移行し、匿名回答も選択可能となった。匿名性が機微情報の開示を促進するかを検証し、今後の疫学調査に役立てる。
【結果】
自己記入式回答者531人中、匿名回答259人、記名回答272人。過去12ヶ月の性感染症診断は匿名49% vs 記名54%(p=0.2)、過去3ヶ月の性的パートナー10人以上は匿名24% vs 記名27%(p=0.8)と、7つの機微情報項目全てで匿名性と記名性で回答内容に有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
自己記入式への移行で回答率は低下したが、匿名性の選択肢があったことでより大幅な低下は防がれた可能性がある。しかし、サル痘リスクに関連する性的行動や既往歴といった機微情報の報告において、匿名性は開示を促進しないことが示唆された。データ連携の制約と回答率向上という匿名性の利点を比較し、疫学調査における問診方法を検討する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

