高齢者への不適切処方、ナースプラクティショナーと医師で差なし
【背景】
米国ではナースプラクティショナー(NP)の独立処方権が拡大傾向にあり、質の低下を懸念する声があります。本研究は、NPと医師の高齢者への不適切処方率を比較し、その懸念の妥当性を検証しました。
【結果】
NPと医師の不適切処方率はほぼ同じでした(調整オッズ比 0.99、95%CI 0.97-1.01)。粗不適切処方率はNPが1.63件、医師が1.69件/100処方、調整後ではNPが1.66件、医師が1.68件/100処方でした。ただし、不適切処方率が最も高い層と最も低い層の両方でNPが多くを占めました。
【臨床へのインパクト】
NPが高齢患者に不適切な処方をする可能性は医師と同程度であることが示唆されました。この結果は、NPの独立処方権を制限するよりも、処方を行う全ての医療従事者のパフォーマンス向上を目指す包括的な取り組みが、日本の高齢者医療における薬剤適正使用推進に有効である可能性を示唆します。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

