COVID-19によるARDS人工呼吸器管理患者への回復期血漿投与、28日死亡率を低下
【背景】
COVID-19に対する回復期血漿はこれまでも使用されてきたが、ARDS患者における有効性データは不足していた。本研究では、COVID-19によるARDSで侵襲的機械換気を受けている患者に対する回復期血漿の効果を検証した。
【結果】
侵襲的機械換気開始から5日以内のCOVID-19によるARDS患者475名を対象とした。回復期血漿群の28日死亡率は35.4%、標準治療群は45.0%であり、有意な死亡率低下が認められた(P=0.03)。この効果は、人工呼吸器開始後48時間以内にランダム化された患者で主に観察された。
【臨床へのインパクト】
COVID-19によるARDSで侵襲的機械換気を受けている患者に対し、換気開始から5日以内、特に48時間以内という早期に、中和抗体価1:160以上の回復期血漿を投与することで、28日死亡率の改善が期待できる。治療選択肢の一つとして考慮される可能性があるが、血漿の安定供給体制や抗体価測定の体制整備が課題となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
