冠動脈疾患成人におけるロスバスタチンとアトルバスタチンの長期有効性と安全性比較:LODESTAR試験の二次解析

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-10-18 | DOI:10.1136/bmj-2023-075837

📄 原題:Rosuvastatin versus atorvastatin treatment in adults with coronary artery disease: secondary analysis of the randomised LODESTAR trial.

🔗 PubMed:PMID: 37852649

【背景】

冠動脈疾患患者に対するスタチン治療は重要だが、ロスバスタチンとアトルバスタチンの長期的な有効性・安全性に関する直接比較データは限られていた。特にアジア人集団での比較は不足しており、本研究は両薬剤の臨床転帰を比較することを目的とした。

【結果】

3年間の主要複合アウトカム(全死因死亡、心筋梗塞、脳卒中、冠血行再建)は両群で同等(ロスバスタチン8.7% vs アトルバスタチン8.2%、HR 1.06, 95%CI 0.86-1.30, P=0.58)。ロスバスタチン群ではLDL-Cが有意に低値だったが、新規発症糖尿病(7.2% vs 5.3%、HR 1.39, 95%CI 1.03-1.87, P=0.03)および白内障手術(2.5% vs 1.5%、HR 1.66, 95%CI 1.07-2.58, P=0.02)のリスクが有意に高かった。

【臨床へのインパクト】

冠動脈疾患患者において、ロスバスタチンとアトルバスタチンは主要心血管イベント抑制効果は同等と考えられる。しかし、ロスバスタチンはLDL-Cをより低下させる一方で、新規発症糖尿病および白内障手術のリスクを増加させる可能性がある。これらの副作用プロファイルを考慮し、患者背景(糖尿病リスク因子、白内障の既往など)に応じたスタチン選択の参考となる情報を提供する。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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