ST上昇なし院外心停止蘇生後、心停止センター搬送は30日死亡率を改善せず

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2023-10-14 | DOI:10.1016/S0140-6736(23)01351-X

📄 原題:Expedited transfer to a cardiac arrest centre for non-ST-elevation out-of-hospital cardiac arrest (ARREST): a UK prospective, multicentre, parallel, randomised clinical trial.

🔗 PubMed:PMID: 37647928

【背景】

院外心停止(OHCA)蘇生後の患者を心停止センターへ搬送する介入の有効性について、国際蘇生連絡委員会はランダム化比較試験を求めていた。本研究は、心停止蘇生後の患者を心停止センターへ迅速に搬送することが死亡率を減少させるかを評価した。

【結果】

OHCA蘇生後のST上昇のない成人患者862例が登録された。30日死亡率は、心停止センター群411例中258例(63%)、標準治療群412例中258例(63%)であった(生存の非調整リスク比1.00、95%CI 0.90-1.11、p=0.96)。重篤な有害事象は両群で低頻度であり、介入との関連は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、ST上昇のないOHCA蘇生後の患者において、心停止センターへの迅速な搬送が30日死亡率を改善しないことを示唆している。現在の診療フローを変更して心停止センターへの搬送を優先することは、少なくとも死亡率の観点からは、日本の臨床現場でルーチンとして推奨される根拠にはならないだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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