急性脳梗塞患者の早期降圧療法、90日後の機能的依存や死亡を減らさず
【背景】
急性期脳梗塞患者における降圧療法の開始時期は、機能予後や死亡率に影響するか不明でした。特に、軽度から中等度の脳梗塞で血圧が上昇している患者に対する最適な降圧開始時期を検討する必要がありました。
【結果】
脳梗塞発症24~48時間以内の早期降圧療法は、90日後の機能的依存または死亡(modified Rankin scaleスコア≧3)のオッズを、遅延治療と比較して有意に減少しませんでした(オッズ比 1.18, 95%CI 0.98-1.41, p=0.08)。早期治療群の12.0%に対し、遅延治療群は10.5%でした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、軽度から中等度の急性虚血性脳梗塞患者で、静注血栓溶解療法を受けず収縮期血圧が140~220mmHg未満の場合、発症後24~48時間以内の早期降圧治療が90日後の機能的依存や死亡を減少させない可能性を示唆します。日本の臨床現場では、急性期脳梗塞患者に対する降圧療法の開始時期について、より慎重な判断が求められるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
