巨細胞性動脈炎、診断時のPET陽性で胸部大動脈径の進行と動脈瘤リスク増大
【背景】
巨細胞性動脈炎(GCA)患者は、診断時に血管の18F-FDG PET陽性だと胸部大動脈合併症のリスクが高いことが示唆されていた。本研究は、診断時の血管FDG取り込みと大動脈径の変化との関連を定量的に評価することを目的とした。
【結果】
PET陽性患者は陰性患者と比較して、5年間の上行大動脈径の進行が1.58mm(95% CI, 0.41-2.74mm)、下行大動脈径の進行が1.32mm(CI, 0.38-2.26mm)、胸部大動脈容量の増加が20.5cm³(CI, 4.5-36.5cm³)と大きかった。PET陽性患者は胸部大動脈瘤のリスクも有意に高かった(調整ハザード比10.21、CI 1.25-83.3)。
【臨床へのインパクト】
GCA患者において、診断時のPET検査で血管のFDG取り込みが陽性であった場合、その後の胸部大動脈径の増大や大動脈瘤形成リスクが高いことが示された。これにより、GCA診断時にPET検査を施行することで、将来の大動脈合併症リスクを予測し、より厳重な経過観察や介入の必要性を判断する一助となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

