エリトリアでアルテミシニン耐性マラリアが増加、迅速診断も困難に

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2023-09-28 | DOI:10.1056/NEJMoa2210956

📄 原題:Increasing Prevalence of Artemisinin-Resistant HRP2-Negative Malaria in Eritrea.

🔗 PubMed:PMID: 37754284

【背景】

アフリカではアルテミシニン併用療法がマラリア治療の主流だが、最近部分耐性マラリアが出現し、代替薬がないため懸念されている。本研究はエリトリアでの耐性マラリアの実態を調査した。

【結果】

3日目陽性患者の割合は2016年の0.4%から2019年には4.2%に増加した。Pfkelch13 R622I変異の有病率も8.6%から21.0%に増加し、この変異を持つ患者では3日目陽性のオッズが6.2倍(95%CI 2.5-15.5)高かった。

【臨床へのインパクト】

エリトリアではアルテミシニン部分耐性マラリアが蔓延しており、Pfkelch13 R622I変異を持つ寄生虫の16.9%でHRP2とHRP3の両方の欠失が確認された。これによりHRP2迅速診断キットでの検出が困難となる可能性があり、マラリアの診断と治療戦略の見直しが喫緊の課題となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール