未治療高血圧に対するアルドステロン合成酵素阻害薬ロルンドロスタットの降圧効果と安全性:Target-HTN試験

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-09-26 | DOI:10.1001/jama.2023.16029

📄 原題:Aldosterone Synthase Inhibition With Lorundrostat for Uncontrolled Hypertension: The Target-HTN Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 37690061

【背景】

過剰なアルドステロン産生は、古典的な原発性アルドステロン症だけでなく、肥満関連高血圧にも寄与し、高血圧の原因となる。アルドステロン合成を抑制する薬剤は降圧効果が期待される。

【結果】

未治療高血圧患者において、ロルンドロスタットはプラセボと比較して有効な降圧効果を示した。血漿レニン活性抑制群では、ロルンドロスタット100mg 1日1回で収縮期血圧が-14.1mmHg、50mg 1日1回で-13.2mmHg、プラセボで-4.1mmHgの低下を認めた。プラセボとの差は50mg 1日1回で-9.6mmHg(90%CI -15.8~-3.4mmHg、p=0.01)だった。

【臨床へのインパクト】

ロルンドロスタットは、未治療高血圧患者においてプラセボと比較して有意な降圧効果を示した。特に血漿レニン活性が抑制された高アルドステロン状態の患者で効果が顕著であり、この病態の難治性高血圧に対する新たな治療選択肢となる可能性が示唆される。ただし、血清カリウム値の上昇に注意が必要であり、今後の大規模試験での確認が待たれる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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