【背景】
移民集団ではがん検診受診率が低いことが知られているが、その要因は多岐にわたる。招待状の言語が受診率に影響するかは不明であったため、ノルウェーの乳がん検診における母国語併記の招待状の効果を検証した。
【結果】
アラビア語、英語、ポーランド語、ソマリ語、ウルドゥー語を母国語とする移民女性11,347人を対象に、母国語とノルウェー語併記の招待状(介入群)とノルウェー語のみの招待状(対照群)で受診率を比較した。介入群の受診率は46.5%(2642/5683)、対照群は47.4%(2682/5664)で、統計学的な有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、乳がん検診の招待状に母国語を併記するだけでは、移民女性の受診率向上には繋がらない可能性を示唆している。招待状の翻訳は、移民におけるがん検診受診の障壁を取り除く複雑な要因の一部に過ぎず、日本の臨床現場においても、多文化背景を持つ患者さんの検診受診率向上には、より多角的なアプローチが必要であることを示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
