高齢女性の乳がん検診、過剰診断のリスクと年齢別の実態

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2023-09-01 | DOI:10.7326/M23-0133

📄 原題:Estimating Breast Cancer Overdiagnosis After Screening Mammography Among Older Women in the United States.

🔗 PubMed:PMID: 37549389

【背景】

乳がん検診は高齢女性において過剰診断のリスクが特に問題視されています。本研究は、米国における高齢女性の乳がん検診後の過剰診断の割合を年齢別に推定することを目的に実施されました。

【結果】

70~74歳では検診継続群で乳がん累積発生率が100人あたり6.1例(95%CI 5.7~6.4)と、非継続群の4.2例より高く、過剰診断は31%と推定されました。85歳以上では検診継続群で2.8例、非継続群で1.3例と差が広がり、過剰診断は最大54%でした。乳がん特異的死亡率の有意な減少は認められませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、高齢女性における乳がん検診の継続が乳がん診断の増加、すなわち過剰診断に大きく寄与する可能性を示唆しています。特に85歳以上では半数以上が過剰診断の可能性があり、検診の継続が乳がん特異的死亡率の減少に統計的に有意な影響を与えないことから、日本の臨床現場においても高齢女性に対する乳がん検診の意義とリスクについて再考を促すデータとなるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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