早期認知症・軽度認知障害への運動・活動療法、ADL改善や転倒予防効果なし
【背景】
早期認知症や軽度認知障害の患者に対し、運動や機能的活動療法がADLやQOL、転倒予防に有効か不明であった。本研究は、英国の在宅患者を対象に、集中的なリハビリテーションプログラムの効果を検証した。
【結果】
介入群(183名)と対照群(182名)を比較した結果、主要アウトカムである12ヶ月時点の介護者報告による認知症ADL評価尺度スコアに有意差なし(調整平均差 -1.3, 95%CI -5.2〜2.6, p=0.51)。転倒発生率も有意差は認められなかった(調整発生率比 0.78, 95%CI 0.5〜1.3, p=0.3)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、早期認知症や軽度認知障害患者に対する集中的な運動・機能的活動療法が、ADL改善や転倒予防、QOL向上に寄与しない可能性を示唆する。現状の診療でこれらのプログラムを推奨する根拠は乏しく、他のアプローチを検討する必要がある。介護者の負担軽減や身体活動量の維持にも効果が認められなかったため、今後のリハビリテーション介入の方向性を見直す契機となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
