急性疼痛にNaV1.8阻害薬VX-548は有効か?術後疼痛に対する第2相試験
【背景】
末梢の侵害受容ニューロンに発現する電位依存性NaチャネルNaV1.8は、侵害受容信号伝達に関与します。経口選択的NaV1.8阻害薬VX-548の急性疼痛に対する効果を検証するため、第2相試験が行われました。
【結果】
腹部形成術後とバニオン切除術後の急性疼痛患者を対象とした2つの第2相試験で、高用量VX-548群はプラセボ群と比較し、48時間における疼痛強度差の積算値(SPID48)が有意に改善しました。腹部形成術後では平均差37.8(95%CI 9.2-66.4)、バニオン切除術後では平均差36.8(95%CI 4.6-69.0)でした。低用量ではプラセボと同程度でした。
【臨床へのインパクト】
現在の急性疼痛管理はオピオイドが中心ですが、その副作用は臨床上の課題です。本研究で高用量VX-548がプラセボと比較して急性疼痛を軽減したことは、新規作用機序を持つ非オピオイド鎮痛薬の可能性を示唆します。副作用は軽度から中等度の頭痛や便秘が主であり、今後の大規模試験で有効性と安全性が確認されれば、新たな疼痛管理選択肢として期待されます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

