敗血症重症患者へのメロペネム持続vs間欠投与、死亡率と薬剤耐性菌出現の複合アウトカムに差なし
【背景】
メロペネムは広く処方されるβラクタム系抗菌薬であり、MIC以上の血中濃度を維持する持続投与が薬力学的に有利とされてきた。しかし、重症敗血症患者において、持続投与が間欠投与に比べて臨床転帰を改善するかは不明であった。
【結果】
敗血症重症患者607名を対象に、メロペネムの持続投与群と間欠投与群を比較した。主要評価項目である28日時点の全死亡と多剤耐性菌出現の複合アウトカムは、持続投与群で47%(142/303)、間欠投与群で49%(149/304)であり、相対リスクは0.96(95%CI 0.81-1.13, p=0.60)と有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、重症敗血症患者におけるメロペネムの持続投与が、死亡率や多剤耐性菌出現の複合アウトカムにおいて間欠投与と比較して優位性を示さなかったことを示唆する。この知見は、日本の臨床現場におけるメロペネムの投与方法選択において、持続投与に固執する必要はない可能性を示唆し、薬剤調製や投与管理の簡便さも考慮した上で、間欠投与が選択肢となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
