高齢者へのビタミンD補充、心血管イベント抑制の可能性、ただし効果は限定的

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-06-28 | DOI:10.1136/bmj-2023-075230

📄 原題:Vitamin D supplementation and major cardiovascular events: D-Health randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 37380191

【背景】

ビタミンDは心血管疾患リスクとの関連が示唆されているが、高齢者におけるビタミンD補充が主要心血管イベント発生率に影響を与えるかは不明であった。本研究は、この臨床的疑問を解明するために実施された。

【結果】

高齢者21,302人を対象とした5年間の大規模RCTで、月60,000 IUのビタミンD補充は主要心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、冠血行再建術)発生率をプラセボ群と比較してHR 0.91 (95%CI 0.81-1.01)とわずかに低下させた。特に心血管疾患薬服用者でHR 0.84 (95%CI 0.74-0.97)と有意な低下が認められた。

【臨床へのインパクト】

高齢者へのビタミンD補充は、主要心血管イベント、特に心筋梗塞のリスクをわずかに低下させる可能性が示唆された。絶対リスク差は小さいものの、心血管疾患の予防や治療薬を服用中の患者においては、ビタミンD補充の役割についてさらなる検討や個別化されたアプローチが促される可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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