乳癌術後放射線治療、同時併用ブーストは治療期間短縮し局所制御良好、線量漸増は有害事象増
【背景】
乳房温存術後の全乳房照射後の腫瘍床ブーストは局所制御率を高めるが、来院回数増加や乳房硬結のリスクがある。本研究は、同時併用ブースト(SIB)が治療期間を短縮しつつ、優れた局所制御と副作用の軽減を達成できるかを検証した。
【結果】
5年同側乳房内再発率は、対照群1.9%、テスト群1(48Gy SIB)2.0%、テスト群2(53Gy SIB)3.2%だった。テスト群1は対照群に対し非劣性を示した(絶対差0.1%、95%CI -0.8〜1.7)。中等度以上の乳房硬結は、対照群11.5%、テスト群1は10.6%(p=0.40)、テスト群2は15.5%(p=0.015)だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、乳癌術後放射線治療において、従来の逐次ブーストと同等の局所制御を維持しつつ、同時併用ブースト(特に48Gy)が治療期間短縮と来院回数の減少に貢献することを示唆する。ただし、線量漸増は有害事象増加のリスクがあるため、適切な線量設定が重要となる。小容量のブーストであれば有害事象は低い。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

