難治性非精神病性うつ病治療、ケタミンはECTに非劣性、記憶障害はECTで顕著
【背景】
難治性大うつ病に対し、ECTと低用量ケタミンは共に用いられますが、両者の比較有効性は不明でした。本研究は、非精神病性難治性うつ病患者を対象に、ケタミンとECTの有効性を比較しました。
【結果】
403例を無作為化、ケタミン群195例、ECT群170例が治療を受けました。3週間の治療後、ケタミン群の55.4%が寛解したのに対し、ECT群は41.2%でした(差14.2%ポイント、95%CI 3.9〜24.2)。ケタミンはECTに非劣性でした。ECTは記憶想起の低下と関連しましたが、ケタミンは解離と関連しました。
【臨床へのインパクト】
難治性非精神病性うつ病において、ケタミンはECTと同等以上の治療効果が期待でき、特に記憶障害の懸念がある患者には有力な選択肢となり得ます。ECTによる記憶障害が懸念される症例では、ケタミンの導入を検討する契機となるでしょう。治療選択の幅が広がり、患者のQOL向上に寄与する可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

