稀なレプチン拮抗変異による重度肥満児に高用量レプチン補充療法が奏功
【背景】
先天性疾患ではホルモン欠損や不活性化が一般的ですが、ホルモン拮抗作用の存在は議論の的でした。重度肥満の原因として、レプチン拮抗作用を持つ変異型レプチンが関与する可能性が検討されました。
【結果】
2名の重度肥満児で、高レプチン血症にもかかわらず強い過食を認めました。これらの患者から、レプチン受容体に結合するもののシグナル伝達がほとんどない、稀なホモ接合性レプチン拮抗変異が同定されました。この変異型レプチンは非変異型レプチンの競合的拮抗薬として作用しました。高用量から開始し漸減した組換えレプチン治療により、両患者は最終的にほぼ正常体重に達しました。
【臨床へのインパクト】
レプチン拮抗変異が重度早期発症肥満の原因となる可能性が示唆されました。高レプチン血症を伴う重度肥満児では、レプチン拮抗変異の検査が診断に有用である可能性があります。また、この変異が確認された場合、高用量からの組換えレプチン補充療法が有効な治療選択肢となり、患者の体重管理に大きく貢献しうるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

