外傷性急性硬膜下血腫の開頭術と減圧開頭術、転帰に差はない
【背景】
外傷性急性硬膜下血腫に対する手術では、開頭術(骨弁を戻す)と減圧開頭術(骨弁を戻さない)がある。減圧開頭術は頭蓋内圧亢進を予防する可能性があるが、どちらが良好な転帰をもたらすかは不明だった。
【結果】
外傷性急性硬膜下血腫患者450人を対象としたRCTで、開頭術群と減圧開頭術群の12ヶ月時点のGOSEスコアに有意差はなかった。共通オッズ比は0.85(95%CI 0.60-1.18, P=0.32)。死亡率は開頭術群30.2%、減圧開頭術群32.2%で、QOLも同程度だった。
【臨床へのインパクト】
外傷性急性硬膜下血腫の治療において、開頭術と減圧開頭術のどちらを選択しても、患者の障害度やQOLに大きな差はないと考えられる。ただし、開頭術では追加手術が多い傾向があり、減圧開頭術では創合併症が多いという違いがあるため、これらの点を考慮した上で術式を決定する必要があるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

