長期COVID(PASC)の定義を症状から確立、罹患後の症状頻度も提示

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2023-06-13 | DOI:10.1001/jama.2023.8823

📄 原題:Development of a Definition of Postacute Sequelae of SARS-CoV-2 Infection.

🔗 PubMed:PMID: 37278994

【背景】

SARS-CoV-2感染後に遷延・再燃・新規発症する症状は長期COVID(PASC)と呼ばれますが、その特徴付けには多様な背景を持つ感染者・非感染者から統一的に収集されたデータが必要です。本研究はPASCの定義を確立し、その頻度を明らかにすることを目的としました。

【結果】

9764名の参加者(感染者89%)を解析し、37症状で感染者群が非感染者群より調整オッズ比1.5以上を示しました。PASCの定義に寄与する症状として、労作後倦怠感、ブレインフォグ、めまい、嗅覚・味覚の変化など12症状が特定されました。2021年12月以降に初回感染した2231名のうち、6ヶ月時点で10%(95%CI, 8.8%-11%)がPASC陽性でした。

【臨床へのインパクト】

本研究で確立されたPASCの定義は、長期COVIDの診断や研究における共通言語として活用される可能性があります。特に、労作後倦怠感やブレインフォグなど、PASCに特異的な症状が明確化されたことで、これらの症状を訴える患者への問診やスクリーニングの精度向上に繋がるかもしれません。今後の診療ガイドライン策定や治療法開発の基礎情報として重要であり、他の臨床的特徴を統合した定義へのさらなる洗練が期待されます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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