コロナ経口薬、入院・死亡抑制効果を退役軍人データで検証
【背景】
オミクロン株流行下、ワクチン接種が進む中で、経口抗ウイルス薬の短期・長期的なCOVID-19関連アウトカム予防効果に関する情報は限られていました。本研究は、ニルマトレルビル・リトナビルとモルヌピラビルの外来COVID-19治療における有効性を明らかにすることを目的としました。
【結果】
ニルマトレルビル・リトナビルは、未治療群と比較して、30日以内の入院リスクを1000人あたり8.25人(95%CI: -12.27〜-4.23)、死亡リスクを4.22人(95%CI: -5.45〜-3.00)減少させました。モルヌピラビルは30日以内の死亡リスクを1000人あたり10.42人(95%CI: -13.49〜-7.35)減少させましたが、入院リスクの有意な減少は認められませんでした。両薬剤とも31〜180日間の死亡率をさらに減少させました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ニルマトレルビル・リトナビルが30日以内の入院と死亡を減少させ、モルヌピラビルが30日以内の死亡を減少させることを示唆しています。また、両薬剤ともに長期的な死亡率の減少効果も認められました。COVID-19重症化リスクのある患者への経口抗ウイルス薬の処方判断において、各薬剤の短期および長期アウトカムに対する効果の違いを考慮する重要な情報となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

