NASH治療、外科手術は生活習慣改善+薬物療法より有効か:初のRCT
【背景】
肥満患者のNASHに対する外科手術の有効性は、これまで観察研究で示唆されてきましたが、生活習慣改善と薬物療法と比較したランダム化比較試験(RCT)は実施されていませんでした。本研究は、この臨床的疑問に答えることを目的としました。
【結果】
肥満を伴うNASH患者288名を対象とした1年間の追跡調査で、NASHの組織学的改善(線維化悪化なし)は、ルーワイ胃バイパス術群で56%、スリーブ状胃切除術群で57%に達しました。これは生活習慣改善+薬物療法群の16%と比較して有意に高く、NASH改善の確率はそれぞれ3.60倍、3.67倍でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、肥満を伴うNASH患者において、減量代謝手術が生活習慣改善と至適薬物療法よりもNASHの組織学的改善に優れていることを初めてランダム化比較試験で示しました。これにより、NASH治療における減量代謝手術の役割が再評価され、特に内科的治療で効果不十分な肥満NASH患者に対する新たな治療選択肢として、診療ガイドラインの見直しや治療フローへの組み込みが検討される可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

