退役軍人のCOVID-19、デルタ株・オミクロン株感染時のワクチン接種状況別重症化リスク

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2023-05-23 | DOI:10.1136/bmj-2022-074521

📄 原題:Adverse outcomes of SARS-CoV-2 infection with delta and omicron variants in vaccinated versus unvaccinated US veterans: retrospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 37220941

【背景】

COVID-19ワクチン接種がデルタ株およびオミクロン株感染後の重症化に与える影響は不明でした。本研究は、米国退役軍人のデータを用いて、ワクチン種類と接種回数が30日以内の入院、ICU入室、人工呼吸器使用、死亡のリスクとどのように関連するかを検証しました。

【結果】

デルタ株流行期、mRNAワクチン2回接種は未接種と比較し入院リスクが0.41倍(95%CI 0.39-0.43)、死亡リスクが0.21倍(95%CI 0.19-0.23)でした。オミクロン株流行期では、mRNAワクチン2回接種で入院リスク0.60倍(95%CI 0.57-0.63)、死亡リスク0.43倍(95%CI 0.39-0.48)でした。3回目接種は2回接種より入院リスクをさらに低減しました(0.65倍、95%CI 0.63-0.69)。

【臨床へのインパクト】

本研究は、退役軍人という多病態を抱える集団において、COVID-19ワクチン接種がデルタ株およびオミクロン株感染後の重症化と死亡リスクを大幅に低減することを示しました。特に3回目接種の追加効果も確認され、重症化リスクの高い患者層への追加接種の重要性を支持します。臨床現場では、患者へのワクチン接種推奨や、接種状況に応じたリスク評価に役立つ情報と言えます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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