医療従事者不足と死亡率の関連、世界172カ国の30年間の大規模観察研究
【背景】
医療従事者の偏在が世界的な課題となる中、その不平等が全死因および特定の死因による死亡率にどう影響するかは不明でした。本研究は、1990年から2019年までの30年間で、医療従事者の不平等と死亡率の関連性を世界規模で調査しました。
【結果】
世界全体で医療従事者密度は増加し、全死因死亡率は減少しました。医療従事者の不平等は、人間開発指数が高い国に集中していましたが、2001年の集中指数0.43から2019年には0.38に改善しました。医療従事者レベルが低い国では、全死因死亡率が有意に高かった(最低レベル群の発生率リスク比1.15、95%CI 1.00-1.32)です。
【臨床へのインパクト】
本研究は、医療従事者の不足が全死因死亡率および特定の感染症、母子疾患、糖尿病・腎疾患による死亡率上昇と関連することを明確に示しました。日本の医療現場においては、医師や看護師だけでなく、薬剤師、コメディカルを含む多職種連携の重要性を再認識し、地域や診療科による医療従事者の偏在解消に向けた政策提言の根拠となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
