COVID-19入院患者への高用量ステロイド、酸素非投与・簡易酸素群では死亡リスク増加
【背景】
COVID-19患者に対する低用量ステロイドは、酸素投与や人工呼吸器を必要とする患者の死亡率を低下させることが示されています。本研究では、この患者群に対して高用量ステロイドを使用した場合の効果を評価しました。
【結果】
酸素非投与または簡易酸素のみのCOVID-19入院患者において、高用量ステロイド群の28日死亡率は19%(123/659例)で、通常ケア群の12%(75/613例)と比較して有意に高かった(rate ratio 1.59 [95% CI 1.20-2.10]; p=0.0012)。非COVID感染による肺炎や高血糖も高用量群で増加しました。
【臨床へのインパクト】
酸素非投与または簡易酸素のみで管理されているCOVID-19入院患者に対し、高用量ステロイドは死亡リスクを増加させるため、使用は避けるべきです。現行の低用量ステロイドのガイドラインを支持する結果であり、安易な増量には注意が必要です。人工呼吸器管理中の患者における高用量ステロイドの効果については、さらなる研究が進行中です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

