非心臓手術時の血圧管理、低血圧回避と高血圧回避で血管合併症に差なし
【背景】
非心臓手術中の血圧管理は、血管合併症と関連が指摘される。術中目標血圧や降圧薬の継続・中止について、最適な戦略は未だ不明確であり、本研究で比較検討された。
【結果】
主要評価項目である血管合併症(血管死、非致死性心筋障害、脳卒中、心停止の複合)の発生率は、低血圧回避群13.9%(520/3742例)、高血圧回避群14.0%(524/3748例)と、両群で同程度であった(ハザード比0.99、95%CI 0.88-1.12、p=0.92)。
【臨床へのインパクト】
非心臓手術を受ける患者において、術中の平均動脈圧を80mmHg以上とする低血圧回避戦略と、60mmHg以上とする高血圧回避戦略は、主要な血管合併症発生率に差がないことが示唆された。長期降圧薬服用患者の術前後の降圧薬管理についても、どちらの戦略でも同様の結果であり、臨床現場での血圧管理戦略の選択肢を広げる可能性が考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

