帝王切開時の予防的トラネキサム酸投与、母体死亡や輸血リスクを有意に低下させず
【背景】
帝王切開時の予防的トラネキサム酸投与は、推定出血量を減少させることは示されているが、輸血の必要性への影響は不明であった。本研究は、この臨床的疑問を解決するために実施された。
【結果】
主要複合アウトカム(母体死亡または輸血)は、トラネキサム酸群で3.6%、プラセボ群で4.3%発生し、調整相対リスクは0.89(95.26%CI, 0.74-1.07; P=0.19)で有意差はなかった。出血に対する介入はトラネキサム酸群16.1%、プラセボ群18.0%で、相対リスク0.90(95%CI, 0.82-0.97)と有意に少なかった。
【臨床へのインパクト】
帝王切開時の予防的トラネキサム酸投与は、母体死亡や輸血の複合アウトカムをプラセボと比較して有意に低下させなかった。ただし、出血に対する介入は有意に減少させた。この結果は、ルーチンでのトラネキサム酸予防投与の推奨を見直す可能性を示唆するが、出血関連の介入を減らす効果は考慮されるべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

