所得格差がAMI治療と予後に及ぼす影響:6カ国比較で普遍的な不平等が明らかに
【背景】
健康システムの組織や財源の違いが、有利な集団と不利な集団の間で公平な結果を生み出すか否かは不明確でした。本研究では、6カ国における高齢の所得層別AMI患者の治療と予後を比較しました。
【結果】
高所得患者は低所得患者に比べ、30日死亡率が概ね1~3%ポイント低く、1年死亡率の差はさらに拡大しました。例えば、オランダのSTEMI患者では、高所得者の30日死亡率が10.2%に対し、低所得者は13.1%(差 -2.8%ポイント [95% CI, -4.1~-1.5])でした。カテーテル検査やPCI実施率も高所得者で1~6%ポイント高値でした。
【臨床へのインパクト】
ユニバーサルヘルスケア制度を持つ国でも、所得に基づくAMI患者の治療と予後の格差が示されました。この結果は、日本を含む各国の医療システムにおいて、所得格差が患者アウトカムに与える影響を再評価する必要があることを示唆します。低所得層へのアクセス改善やアウトリーチの強化など、より公平な医療提供体制の検討が求められるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

