COVID-19入院後の退院患者に対する抗凝固薬による血栓予防効果を検証
【背景】
COVID-19入院患者は血栓塞栓症リスクが高いが、退院後の抗凝固薬による血栓予防の有効性は不明だった。本研究は、退院後の死亡と血栓塞栓症を減らす上で、抗凝固薬がプラセボより優れているかを検証した。
【結果】
COVID-19入院後に退院した患者1217名を対象に、アピキサバン2.5mg1日2回またはプラセボを30日間投与した。主要評価項目(死亡、動脈・静脈血栓塞栓症の複合)の発生率は、アピキサバン群2.13%(95% CI, 1.14-3.62)、プラセボ群2.31%(95% CI, 1.27-3.84)で、有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
COVID-19入院後の退院患者における死亡または血栓塞栓症の発生率は低く、アピキサバンによる30日間の血栓予防効果は不明確であった。研究が早期終了したため結果は不正確であり、退院後の抗凝固薬投与の是非について明確な結論は得られなかった。現状では、ルーチンでの退院後抗凝固薬投与を推奨する根拠は乏しい。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

