入院COVID-19患者へのモルヌピラビル・ニルマトレルビル/リトナビル、死亡率低下効果は?
【背景】
入院中のCOVID-19患者に対する経口抗ウイルス薬の有効性は不明でした。本研究は、香港のオミクロン株流行期における入院COVID-19患者へのモルヌピラビルおよびニルマトレルビル/リトナビル(パキロビッド)の実臨床での有効性を検証しました。
【結果】
入院COVID-19患者において、経口抗ウイルス薬は全死因死亡率を低下させました(モルヌピラビル: HR 0.87, 95%CI 0.81-0.93; ニルマトレルビル/リトナビル: HR 0.77, 95%CI 0.66-0.90)。しかし、ICU入室や人工呼吸器使用の有意な減少は認められませんでした。ワクチンの接種回数に関わらず有効性が示唆されました。
【臨床へのインパクト】
入院中のCOVID-19患者に対し、モルヌピラビルやニルマトレルビル/リトナビルは、ワクチン接種の有無にかかわらず全死因死亡率を低下させる可能性が示されました。重症化抑制(ICU入室、人工呼吸器使用)への直接的な効果は認められませんでしたが、死亡率低下効果は入院患者への経口抗ウイルス薬の継続的な使用を支持する根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

