KRASG12C変異NSCLCに対するソトラシブ、ドセタキセルを上回るPFS延長と安全性
【背景】
KRASG12C変異陽性の進行非小細胞肺癌(NSCLC)は予後不良であり、既存治療後に進行した患者に対する有効な治療選択肢が求められていた。KRASG12C特異的阻害薬ソトラシブの有効性と安全性を標準治療であるドセタキセルと比較検討した。
【結果】
既治療KRASG12C変異NSCLC患者345名を対象とした第3相試験で、ソトラシブ群はドセタキセル群と比較して無増悪生存期間(PFS)を有意に延長した(中央値 5.6ヶ月 vs 4.5ヶ月; ハザード比 0.66; 95% CI 0.51-0.86; p=0.0017)。グレード3以上の有害事象はソトラシブ群で33%、ドセタキセル群で40%とソトラシブ群で少なかった。
【臨床へのインパクト】
既存のプラチナ製剤とPD-1/PD-L1阻害薬による治療後に進行したKRASG12C変異陽性NSCLC患者に対し、ソトラシブがドセタキセルよりも優れたPFS延長効果と良好な安全性プロファイルを示すことが示された。これにより、KRASG12C変異NSCLCの二次治療以降における新たな標準治療として、ソトラシブが選択肢となる可能性が高い。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

